思えば遠くに来たもんだ

どうも。今回のブログは皆さんの予想通り、4年生らいだーこと大樂です。さすがに今日忘れるとマズい。
最後のブログということで、長めの自分語りの序章として、前日のブログのお題の消化をします。
わたしは中学生の時から「演劇部」という団体に所属し続けて、10年になります。今のところ、1番印象に残っているのは、やっぱり1番初めの舞台ですかね。当時中学一年生だった大樂は、仲のいい先輩がたくさん入っているから、という理由で演劇部に入部しました。同級生に知り合いゼロ、なぜか無視され最悪のスタートを切りました。その中でアメンボを覚え、校庭の端と端に立って発声をし、先輩達に声が小さいと怒られ、セリフを覚えてないと怒られ、毎日クタクタでした。
それでもどうにか同級生と仲良くなり、全員分のセリフまで覚え(今じゃ考えられない)、体育館の端から端まで声も届くようになり、いよいよ本番を迎えました。舞台は進み、最後のカーテンコールへ。「ありがとうございました!」でお辞儀をし、みんなで手を繋いで顔を上げた瞬間、わたしの目に映ったものは、全校生徒800人が惜しみない拍手をしている姿でした。今まで感じたことの無い感覚に、幕がおりた瞬間涙が溢れて止まりませんでした。
これが「今のところ」1番印象に残っていることです。なぜカッコを付けたかって?まだ卒業公演が残ってるからです。
個性の殴り合いのような部活にずっといて、それはもういろんな出来事、いろんな人に会いました。一生付き合っていきたいと思える人たちもいます。もう金輪際会いたくない人たちもいます。公演が終わったその日、家に帰って、悔しくて悲しくて、泣きながら破いて捨てた脚本もあります。それでも私は、舞台に立つことを選び続けてきました。そこには、どうしても捨てられない魅力があったのでしょう。
演劇部に入ってからの10年間、半分以上の時間を「自分+他の誰か」という、2つ以上の人格を抱えて過ごしていました。
それは、戦争中の少女であったり、天使であったり、人形、産まれる前のなにか、田舎育ちの女の子、自分の倍以上の歳を重ねた女性、お嬢様、殺し屋、明治時代の女中……今までわたしの中にいた「もうひとりの自分」は、30人にも上ります。
「わたし」ではない誰かを、「わたし」が演じる。それが日常になってしまったのは、もう随分前のことです。
そして、今回の卒業公演で、ちょうど31人目になります。
今まで演じた役のうち、どれかひとつでも誰かの心の中に刻まれていたのなら、誰か一人でも、この世界の隅っこの方で、ちっぽけな女優が10年間、舞台に立ち続けていた姿を覚えていてくれるのなら。
これ以上ない幸せの中で、わたしの舞台に幕を下ろすことができます。いや、わたしの事だから、何だかんだでどこかで舞台に立つことがあるかも……その時はまた、よろしくお願いします。
先輩後輩、そして同期の仲間に、まだいっぱい話したいことがあるけど、それは千秋楽が終わってからに取っておくね。
で、本日の活動です。
今日はドレリハ(衣装を着用した通し)でした。今回はご存知の通り、時代劇ですので、その時代に沿った衣装となっております。この人にはこの色がいい、この人にはこんな髪型がいい……と試行錯誤し、どうにか全員分(不慮の事故はあった)揃え、今回の通しに臨みました。まあみんな格好良いわ可愛いわで、大樂はずっと満足顔でみんなを見ておりました。衣装メイクの魅力って、みんなの普段とは違う姿をプロデュース出来るっていうところだと思います。
あんまり長くなりすぎてしまったので、もうそろそろ筆を置きます。
あともうちょっと。どこまで出来るか、自分との勝負です。演劇を続けられて幸せだったなあと思えるかどうか。その答えはきっと、最後3回の公演の中で見つかるでしょう。
次の人へのお題は、「1番印象に残っている舞台または役」!ってことでお願いします。
それでは皆様、劇場で会いましょう。
長い間、ありがとうございました!
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