この物語もこれでおしまい

おはようございます!珍しく早い時間の更新となります。
卒業公演で脚本演出を務めました、柴山です。
先日は我々27生の卒業公演「さよなら君と、今日の僕」にご来場いただき誠にありがとうございました。
実に多くのお客様に足を運んでいただき、総動員数はなんと123名!この4年間で最多記録を更新しました。
特に千秋楽は最大50人キャパの客席が全部埋まり、席を増設してもなお足りず、立ち見していただくお客様もいたほど。
アンケートでも大好評をいいただきました。自分たちの努力というか、熱が伝わったのかなと嬉しく思います。

今回の作品、いかがでしたか?

舞台の上で展開される様々な「別れ」のドラマ。その多くは死別であったりと悲しいものでした。でも、悲しい別れを迎えても、それでも前に進んでいこう、というようなメッセージが伝わったのなら幸いです。
これは僕がお客様だけでなく、これまでたくさんの芝居を共に創ってきた仲間たちに向けたメッセージでもあります。
27生は春から全員社会人です。もう今のように一緒にいるのが当たり前、いつでも食事や遊びにいけるということもなくなります。もちろん芝居をすることも。後輩たちとも然りです。
大好きな仲間と離れ離れになってしまうのが本当に悲しくて寂しくてたまりません。
でも、前に進まなくてはなりません。それぞれの道で、必死に生きていかなくてはなりません。
「あいつも今遠いところで必死に頑張ってる。俺も大地に根を張って、力強く生きていこう」
そんなことを想起させる別れに、今回の卒公がなればいいなという思いです。
僕は4月から群馬県の高崎というところで高校教師になります。行ったこともない知り合いも誰も居ない場所。
不安はありますが、でもどこかワクワクしている自分も居ます。
自分は独りじゃないってわかったから。辛い時、支えてくれる仲間に出会えたから。
そして仲間たちとまた再会できると信じてるから。


「さよなら君と、今日の僕」は色んな人の支えによってつくられた芝居です。僕一人では作れません。
仲間たちと協力し合って、時には部外の方の協力も仰いでここまでこれました。
簡単ではありますが、部員へのメッセージと感謝を各学年ごとに綴りたいと思います。

1年生
短い間やったけど本当にありがとう。人数は少ないけど、その分能力の高い2人。今度は君らが幹部学年になる番だ。不安もたくさんあるやろうけど、周りを頼って、人に相談することを忘れずに。頼れる先輩たちが沢山いる。俺に連絡くれてもいい。これから入ってくるであろう新1年生たちと面白い芝居を創り続けてくれ。君らならできる。それだけのポテンシャルがあると思ってる。それを引き出すためにももっともっと芝居のことを勉強して、考えることをやめずに進んでいってほしい。

2年生
2年間本当にありがとう。全員大学から始めたメンバーで、この一年は不安を抱えながらの部活運営だったと思う。自信を持てないときもあったかもしれない。でも必死に頑張ってくれてたことを俺も他の27生も知ってます。君らのお陰で今年も楽しく芝居ができたし、この卒公も成功させられた。そして成長した。芝居も運営面でも。俺の演出をいつも誰よりも素直に受け止めて、必死に食らいついてくれた。その成果は確実に出てるよ。本番すごくよかった。今ままで見たことのない熱量と気迫だった。


3年生
3年間本当にありがとう。一番密に関わりがあって、酸いも甘いも共に経験してきた学年。正直もうみんな俺より演技上手いし、教えられることはもうない。君らは後輩というより俺の中ではライバルって言った方がしっくりくるかもしれない。3年生に追い抜かれないように、常に俺は磨き続けてきた。今度はお前らの番や。俺ら27の卒公を超えろ。いい芝居を創るためにまとまるんや。腹を括る時はもう目の前まで来てる。お前らなら絶対できるから。俺らを超えていけ。期待してる。

4年生
4年間本当にありがとう。個性の殴り合いみたいな学年で、考え方もバラバラで、喧嘩が絶えない俺ら。でもみんな芝居が大好きで、皆で芝居をすることが大好きで、まとまりがないのにどの学年よりも一番まとまってたなって自信がある。みんなこの4年間どうやった?俺は最高に楽しかった。同期はお前らじゃなきゃダメやった。お前らやったから楽しかった。これから歩んでいく道はバラバラやけど、どうか芝居が好きって気持ちだけは捨てないでほしい。舞台に立つことはなくても観に行くだけとか、学級劇の指導をするとか、授業で演劇を取り入れてみるとか、関わり方はたくさんある。是非何らかの形で演劇に触れてほしい。そしてそこで感じたこととかエピソードとか、聞かせてほしい。直接会ってね。また会えるって信じてる。それまで暫しのさよならだ。これまでありがとう。


長くなりましたが、皆と演劇ができて良かった。本当にありがとう。
皆のお陰で僕は大切な居場所ができました。
俺も頑張って生きていくから、皆もどうか生きてくれ。
生きていればまたいつか絶対に会える。その日を楽しみに今日からまた一歩一歩進んできます。

最後に、今回の劇の一番最後のセリフを綴って終わりにします。

会うは別れの始まり。
別れは会うのおしまい。
この物語も、これでおしまい。
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平成30年度卒業公演のおしらせ

この度、平成30年度卒業公演の上演が決定いたしました!
この公演をもって、平成27年度入学生(現4年生)は卒業となります。
1~4年生までの部員全員で作る今年の集大成となる公演です。
お時間の許す方は是非足をお運びください!

詳細は以下の通りです。


福岡教育大学演劇部  平成30年度卒業公演

『さよなら君と、今日の僕』
演出:柴山 侑豊
脚本:柴山 侑豊
卒公本チラシ表
卒公本チラシ裏


日時
3月1日(金)17:30~
3月2日(土)11:00~/16:00~
(開場は開演の30分前となっております)

会場
福岡教育大学 学生会館2F 大集会室
大集会室の場所

アクセス
JR 教育大前駅より徒歩15 分
西鉄バス赤間営業所より徒歩15分


☆上演時間は途中幕間休憩を含め、約130分を予定しております

☆席料は無料の公演でございますが、今後の部の発展のため、お客様の自由意志によるカンパ(資金援助)を募集しておりますので、お気持ちばかりご協力いただけると幸いでございます。
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お席に限りがあるため、ご来場される方には予約をお願いしております。
予約はメール、TwitterのDM、公式LINEで受け付けております。
メールで予約の際は『お名前』『ご来場される回 (日時) 』『枚数』をお知らせください。
お問い合わせはこちらまでお気軽にどうぞ。
(mail) fue_engeki@yahoo.co.jp
(Twitter)https://twitter.com/utef_engeki
(LINE) https://line.me/R/ti/p/%40bdh5742w
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本日千秋楽!演劇部最後の一日

こんばんは。卒業公演真っ只中、お相手は4年生の小山です。
昨日の初演にご来場いただいた皆様ありがとうございました。
そして本日ご来場予定の皆様、この記事にネタバレはございませんのでご安心ください。

平成30年度卒業公演
『さよなら君と、今日の僕』
本日千秋楽です!
卒公案内板keiryou2


前回の担当、つかだいからお題の指定が特になかったので、これまでに出たお題に答えたいと思います。
2月22日更新担当のやぶちゃんの「好きな子ども向け番組」というテーマに「しまじろう」と答えて熱く語りたいところですが、今回僕が回答したいのは、2月15日更新の加藤あおいちゃんの「好きな鳥は?」という質問です。
僕の好きな鳥は「ヒクイドリ」です。ダチョウのようなフォルムで綺麗な青色をしているんですが、喉元が鮮やかな赤色をしていて、「火」を「食」ったかのように見えることから「ヒクイドリ」と呼ばれているのだそうです。僕はヒクイドリの綺麗な見た目も、普段は温厚なくせに怒ると狂暴で「世界一危険な鳥」としてギネスに登録されているというギャップも、卵が緑色なところも、足の爪がめちゃくちゃゴツくて恐竜のそれのように見えるために恐竜→鳥の進化論の生ける証拠とされているところも含めて全部好きなのです。動物園の飼育員になってヒクイドリを飼育する人生も良かったなぁとさえ思います。

私は今から4年前に福岡教育大学に入学しました。中学生の頃から(教科・校種は問わずとにかく)将来は先生になりたいと思っていた僕にとってこの大学への入学を決めることにさほど時間はかかりませんでした。しかしいざ4月から先生になると思うと、自分の人生には別の道もあったのかなぁと考えてしまいます。僕はヒクイドリの飼育員にもなりたかったですし、恐竜博士にも、寿司職人にも、漫画家にもなりたかったです。もし僕が教員以外の道に進んでいたら自分の人生はどうなっていたのだろう。そんなことが時々頭をよぎります。

そんなifを考えるのは何も職業のことに限られていません。
「もし僕が演劇部に入っていなかったらどんな大学生活を送っていたのだろう…?」
中学からずっと入部を希望していたのに機会に恵まれなかった演劇部。中学時代は剣道部に、高校時代は放送部に所属していました。大学でも剣道や放送を続けていたら?演劇部同様にずっと入りたいと考えていた美術部に入っていたら?どんな大学生活を送ることになったのか、本当に気になるところです。

そして同時に演劇部を選んだからには「演劇部に入って何を学んだのか?」ということにも思考を巡らせてきました。そりゃあ演劇部に入って学んだことは一つや二つではないですが、演劇部に入っての一番の衝撃は演劇がいわゆる「団体競技」であったと言えます。前述の剣道や放送、それに加えて水泳などこれまでに経験した部活動や習い事は全て「自分がどう戦うか」という「個人競技」なものばかりでした。剣道も水泳も「団体戦」という言葉はあれど、例えばテニスで前衛が返せなかった球を後衛が返したりといった協力し、カバーし合う側面はあまり見られません。
劇は決して一人では作れまないのです。役者がいて、演出家がいて、脚本家がいて、舞台監督がいて、音響担当がいて、照明担当がいて、制作(宣伝担当部)がいて、大道具係がいて、小道具係がいて、ポスターやチラシ、パンフレットを作る人がいて…等々、決して一人で作れない、つまり様々な人員が必要なのです。そんな「団体競技」において必要なことは、仲間を思いやることと、自分のできることとできないこと、他の人のできることとできないことをしっかりと把握し、そのできることをそれぞれ尊重していくことであると考えています。(実はこの考え方は私が大学で学んだ「国際共生」という学問の大本でもあります。)ですから今回の卒業公演では劇を作る上でのアイデアを4年生全員でシェアし、自分の持っている知識・視点でそれらを議論していくという方法を取りました。今回の卒業公演を構成するすべての要素を後輩たちも含めたみんなでかなり深いところまで詰めた自信があります。決して僕一人で作ったわけでも4年生だけで作ったわけでもないのがこの卒業公演。
みんなで作った、みんながいなければ作れなかった卒業公演、是非多くの方に観ていただきたいです。そして皆様から感想をいただきたいです。

さて、前置きが非常に長くなりましたが、活動報告に移ります。
昨日は午前中にリハーサルを行い、無事に初回公演を迎えました。平日の公演であるにもかかわらず、非常に多くのお客様にご来場いただき、誠に感謝しております。最初は私も含めみんなめちゃくちゃ緊張しておりましたが、皆様に温かくご観劇いただき大好評のうちに幕を下ろしました。
今回私は役者での参加ですが、ここまで役者だけを一直線にやってきた人間ではありませんし、むしろ役者をした回数よりも音響を担当した回数の方が多いのです。そんな僕に舞台裏で、役者をずっとやってきた後輩が緊張のほぐし方を教えてくれました。成長したなぁ。こういう自分の強みを他の人にも伝達して全体として劇を高めていくという形が僕は大好きなのです。

さて本日は2回目の上演、そして3回目(千秋楽)です。既に昨日を超える数のご予約をいただいております。たくさんのお客様に楽しんでいただけるよう、精一杯全力を尽くしますので、是非応援の程をよろしくお願いいたします。

それではこのブログの更新をもって僕がこの場に現れるのは最後です。
2年生になって以降はばすにゃんに任せっきりだったこのブログですが、1年生の時に何とか閲覧者数を伸ばそうと必死に頑張ったことなどを覚えています。懐かしいです。
名残惜しいのですが、そろそろ筆をおくこととしましょう。

本日は僕にとっての演劇部最後の一日。悔いのないように頑張りたいと思います。
僕の演劇ライフの終わりの一日、スタートです。

それではこの辺で。今までありがとうございました。
本日の公演にいらっしゃる方、会場でお会いしましょう。

ではでは~

練習最終日

こんばんは。ブログを書くのは今日で最後になります。
4年の塚本です。
長々書こうかとも思いましたが、やっぱり今日は手短に書かせてもらおうと思います。

今日は最後の練習日でした。
1回通しをしてから、シーン練習をやって、今日は早めに終わりました。

家に帰ってから、思ったよりも疲れていたのかどっと眠気が出てきました。
最後の練習だから、多少は浸りたくなるような思いが出るかと思ったのですが、今日はそれが出ませんでした。
何より今は、公演で出し切りたいという思いと、本番が楽しみだという思いが強いです。自分がこの部に入って、何を学んだのか、どんね成長をしたのか、どんな思いなの今は飲み込んで、その体力、エネルギーを本番の演技に当てようと思います。

自分もこの部活で部長までやらせてもらって、最後の舞台に立つ時が来ましたが、未だに表現は下手な方だと思っています。

それでも、そんな自分にもできた姿で、観客の皆さんに何か感じさせることができると信じています。

是非見届けに来てください。

思えば遠くに来たもんだ

どうも。今回のブログは皆さんの予想通り、4年生らいだーこと大樂です。さすがに今日忘れるとマズい。
最後のブログということで、長めの自分語りの序章として、前日のブログのお題の消化をします。
わたしは中学生の時から「演劇部」という団体に所属し続けて、10年になります。今のところ、1番印象に残っているのは、やっぱり1番初めの舞台ですかね。当時中学一年生だった大樂は、仲のいい先輩がたくさん入っているから、という理由で演劇部に入部しました。同級生に知り合いゼロ、なぜか無視され最悪のスタートを切りました。その中でアメンボを覚え、校庭の端と端に立って発声をし、先輩達に声が小さいと怒られ、セリフを覚えてないと怒られ、毎日クタクタでした。
それでもどうにか同級生と仲良くなり、全員分のセリフまで覚え(今じゃ考えられない)、体育館の端から端まで声も届くようになり、いよいよ本番を迎えました。舞台は進み、最後のカーテンコールへ。「ありがとうございました!」でお辞儀をし、みんなで手を繋いで顔を上げた瞬間、わたしの目に映ったものは、全校生徒800人が惜しみない拍手をしている姿でした。今まで感じたことの無い感覚に、幕がおりた瞬間涙が溢れて止まりませんでした。
これが「今のところ」1番印象に残っていることです。なぜカッコを付けたかって?まだ卒業公演が残ってるからです。
個性の殴り合いのような部活にずっといて、それはもういろんな出来事、いろんな人に会いました。一生付き合っていきたいと思える人たちもいます。もう金輪際会いたくない人たちもいます。公演が終わったその日、家に帰って、悔しくて悲しくて、泣きながら破いて捨てた脚本もあります。それでも私は、舞台に立つことを選び続けてきました。そこには、どうしても捨てられない魅力があったのでしょう。
演劇部に入ってからの10年間、半分以上の時間を「自分+他の誰か」という、2つ以上の人格を抱えて過ごしていました。
それは、戦争中の少女であったり、天使であったり、人形、産まれる前のなにか、田舎育ちの女の子、自分の倍以上の歳を重ねた女性、お嬢様、殺し屋、明治時代の女中……今までわたしの中にいた「もうひとりの自分」は、30人にも上ります。
「わたし」ではない誰かを、「わたし」が演じる。それが日常になってしまったのは、もう随分前のことです。
そして、今回の卒業公演で、ちょうど31人目になります。
今まで演じた役のうち、どれかひとつでも誰かの心の中に刻まれていたのなら、誰か一人でも、この世界の隅っこの方で、ちっぽけな女優が10年間、舞台に立ち続けていた姿を覚えていてくれるのなら。
これ以上ない幸せの中で、わたしの舞台に幕を下ろすことができます。いや、わたしの事だから、何だかんだでどこかで舞台に立つことがあるかも……その時はまた、よろしくお願いします。
先輩後輩、そして同期の仲間に、まだいっぱい話したいことがあるけど、それは千秋楽が終わってからに取っておくね。
で、本日の活動です。
今日はドレリハ(衣装を着用した通し)でした。今回はご存知の通り、時代劇ですので、その時代に沿った衣装となっております。この人にはこの色がいい、この人にはこんな髪型がいい……と試行錯誤し、どうにか全員分(不慮の事故はあった)揃え、今回の通しに臨みました。まあみんな格好良いわ可愛いわで、大樂はずっと満足顔でみんなを見ておりました。衣装メイクの魅力って、みんなの普段とは違う姿をプロデュース出来るっていうところだと思います。
あんまり長くなりすぎてしまったので、もうそろそろ筆を置きます。
あともうちょっと。どこまで出来るか、自分との勝負です。演劇を続けられて幸せだったなあと思えるかどうか。その答えはきっと、最後3回の公演の中で見つかるでしょう。
次の人へのお題は、「1番印象に残っている舞台または役」!ってことでお願いします。
それでは皆様、劇場で会いましょう。
長い間、ありがとうございました!
プロフィール

福岡教育大学演劇部

Author:福岡教育大学演劇部
福岡教育大学演劇部のブログです。
日頃の活動の様子などを載せています。
コメントなどお気軽にどうぞ!!

連絡先:
fue_engeki@yahoo.co.jp

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